2017.9.2 アドベンチャーレース奥大井大会

ヴァイツェンブログ初投稿のジーコです。
だいぶアップするのが遅くなってしまったのですが、、、(ごめんにゃさい)
あまりにも濃い体験をしたため、レース後に長ーいメモを書いてあったので、写真も併せてアップしておきます。

今回、アドベンチャーレース奥大井大会に、たかまさ、あきおさん、ぼっち、ジーコの4名で参戦してきました。
静岡県の山奥で開催されるので、朝から出発すると間に合わないので、前日入りしてレースの翌日に帰るという2泊3日で行ってきました。

http://www.a-extremo.com/event/extreme/round04/

たかまさ以外は初出場なので、初心者3名はアドベンチャーレースで重要とされる「地図読み」もできないどころか、レースの中でルールを学びながら進んでいくような感じでした。
たかまさ先生には大変お世話になりましたが、初めてのチャレンジは楽しかったです。

さて、詳しくは下のメモを読んでほしいですが、一言で感想を言えば、「アドベンチャーレースを舐めちゃいけないゼ(汗)」って感じでしたねー
完全完走ははなから諦めてましたが、予想していた以上にハードすぎてヤバかったです。
色々ハプニングがあり過ぎて、思い出というか思い入れが強くなったレースになりました。

以下、みんなで体験したことのメモ(日記みたいな感じ)ですが、基本ジーコ目線になってますのでその点はご了承下さい~。

 

【準備】

・一週間前にかざ、たかまさ、ジーコで皇居ラン

・クソ暑くて10kmでバテバテ(ジーコのみ)

・皇居ラン後にたかまさとジーコは銀座の登山グッズ屋さんに行き色々下見

https://www.kojitusanso.jp/shop/kanto/ginza/

・見たことないエネルギーゲルを購入(写真)

・ハイドレーションとスポーツ用リュックは高かったのでネットで探すことにする

・ネットでバッグとハイドレーションがセットで2500円くらいという激安のを見つけ、ジーコが購入(写真)


 ※その後、ぼっちとあきおさんも色違いの同じの購入していたのでお揃いのリュックになった(笑)

 

【前日】

・あきおさんカーにたかまさが乗って、ジーコカーにぼっちが乗る2台体制で向かう

・車検、仕事などの影響でジーコは出発がだいぶ遅延し、17時くらいに出発となった

・たかまさとあきおさんは、あきおさんの車で予定通り昼過ぎに出発した模様

・ジーコは中野でぼっちを拾って、グッドモーニングカフェで夕食食べて出発(もはや時間は気にしないことにした)

・グッドモーニングカフェのメシがお上品過ぎて量が全然足りなかったので、ぼっちが買ってきてくれたパンを食べながらドライブ

・必須アイテムの笛をジーコが持ってきておらず、途中コンビニやサービスエリアで笛探し(結局見つからず)

・高速を下りて真っ暗な山道に入る

・最初から少し霧がかかっていたが、だんだんと濃霧になり10m先も見えたり見えなかったり・・・幽霊が出てきそうな霧の道をひたすら進む

・途中でついに数メートル先も見えない!というヤバい状況になり、超低速で走っていたが、しばらくして車内のガラスの曇りと霧が混ざっていたからだったことに気付く(汗)

・ようやく宿に到着したのは23:00くらい

・4人で翌日の作戦会議(受付を時間差にして笛を使い回す作戦を考案)

・宿の部屋にナゼかエロ本までいかない程度のエロ系雑誌がテレビ前に置いてある・・・(フライデー的なやつとか、ヤンマガとか)そして、押入れの奥にもたくさん古い本や雑誌が格納されてて、稲中みたいなバカ過ぎるマンガが置いてある(なにこの旅館・・・?成人男性しか泊まらない前提のようにしか思えん)

・ハイドレーション(新品)を洗って使い方確認

・シャワー浴びて、寝る!

 

【当日】

・睡眠時間は5時間くらい(いつもよりはちゃんと寝れた!)

・外は曇っているが、前日の夜降っていた雨は止んでいた

・とは言え、山なのでかなりぬかるんでいるだろうと予想される

・受付は8:45までだが、レンタルマウンテンバイクは早い者勝ちなので、いいチャリを選ぶために手早く準備して7時に会場に向かう

・受付して、マウンテンバイクをゲットして空気を入れ、クルマでしばし休憩(写真)

・前夜の作戦通りジーコはたかまさの笛を握りしめて荷物確認に臨んだが、出す前に係りの人から「お、笛は付いてるね!」と言われ、何のことかと思ったら、買ったリュックに笛が標準装備されていたことを知る

・9:00からブリーフィングが始まり、初めて地図が渡されてルート確認(写真)

・いざ出発!

・CP(チェックポイント)1に行く吊り橋を走って渡る(写真)

・CP2の山に挑む

・道なき急斜面を突破して、尾根に出る

・頂上のCP2到着!割と順調

・下りは反対側の尾根を下るルートを選択する

・「亀の子束子(たわし)」チームが我々の前を進んでいた

・途中からかなり険しい道に・・・(写真)

・尾根が急すぎて進めなくなってきたので、脇の急斜面を下る

・石が脆くてすぐに崩れ落ちるため、先を行く亀の子たちの近くまで落石がいってしまい、キレられる

・なんとか下まで降りるも・・・道路脇のフェンスと壁で下に降りられない(ガーン)

・とはいえ急斜面を上に登る気力もなく、唯一下まで延びているフェンスを靴を脱いで直角に下りる(下は車道でちょっとキケン)

・フェンスに食い込んだ足がけっこう痛かったが、なんとか4人無事に道路まで下りる(写真撮っておけばよかった)

・カヌーが12時までなので、先に終わらせるためCP5へ行く

・カヌーに乗るためライフジャケットを着る時に、靴の中の土を出そうとしたら、ぼっちの足にヒルが!!(写真)

・つーか、ジーコの足にもくっついてる!(パニック)

・ヒルに噛まれると血が止まらなくなることを知る

・慣れないカヌーに乗って対岸の合言葉が書いてある看板を目指す

・かなり近かったので、カヌーがあまり遅れにならなくて済んだ

・合言葉は「トーマスの走る町」(だったかな)

・次はCP4を目指す

・しばらく走って鉄道の駅らしきところまで来たが、どうやら先に進むには鉄道のトンネルを抜ける意外なさそうだったため、モラル的に自制し、引き返す(写真)

・河原に出てみたが、そこも端まで来たところで川を渡る以外に進めなくなり、また引き返す(写真)

・上記2回の引き返しでだいぶ時間と体力を消耗

・ぐるっと回って反対側の河原に出ると、ようやくCP4を発見

・係りの人に導かれ、あれだけ避けていた川を渡る(写真)(ももくらいの深さ)

・CP4ではお茶のブラインドテイスティングみたいなゲームをやり、引き返してCP3を探す

・この辺で現在地確認と地図読みの重要性を知る

・CP3を発見したら、先ほど引き返した場所から川を渡ってすぐだった・・・(ガーン)

・今度は普通に川を渡ってスタート地点(=CP6)を目指す

・全部で17あるCPのうち5つしか回ってないのに、この時点で結構疲れてきた

・スタート地点まで意外と道のりが遠く、ほとんど歩く

・途中、一足先にチャリに乗って先行しているチェリーボーイズ(と我々が呼んでいたチーム)とすれ違う

・スタート地点(CP6)まで戻り、ようやくチャリスタート!

・CP7を目指す(けっこう遠い)

・道中の自販機でリアルゴールドが美味しそうすぎて思わず全員購入

・途中まで川沿いを順調に進んだが、山に入るための道がどれか分からない

・最初に入って上った道は公園のようなところで行き止まりとなり、一旦引き返す

・おそらく合っていると思われる別の道を見つけて進む

・チャリなのに、ひたすら登り・・・ほぼ歩きと変わらないスピードで延々と登る

・が、しかし、あきおさんだけはグングン速いペースで登って行く・・・まるで「山の神」だ

・CP7に続く道を見つけて今度は下り

・あきおさんの驚異の視力(2.0らしいがもっとありそう)のお陰でCP7発見!

・川が標高310mくらいで、ここが610mくらい

・だいぶ登ったが、CP8は850mくらい(マジ!?)

・ひたすら登る

・途中チェリーボーイズがチャリで下ってくるのにすれ違う(え!?あいつらもうCP8とかCP9とかクリアしてきたのか?負ける訳にはいかん・・・)

・道を間違えずにCP8まで到着!

・ここでもゲームがあり、質問の答えを2人で同じに合わせるゲームをやった(「今飲みたいものは?」→2人同時に「ビール!」って言えたら正解など)

・ん?で?ココにチャリ置いて今度はまたトレッキングで山登り!?

・地図を見る限り、登山道が一本まっすぐに続いてるので、方向さえ間違わなければいずれたどり着くと思って出発

・が、しかし、途中で道が分岐している

・それっぽい方向を選んで進むと、また分岐

・だんだん霧が出てきて、気がつくと完全に「迷いの森」と化している(写真)

・分岐の進む方向に確信が持てないが、とりあえず東方向に上に登っていればいずれ地図にある車道に出るはず、と思ってひたすら登る

・だいぶ進んでから、途中、上から別チームが降りてきた

・CP9はクリアしたけど、CP10はたどり着けなかったそうだ

・そろそろ暗くなってくるから気をつけな、と、玄人っぽい人に言われる・・・

・確かに、貧弱な手持ち懐中電灯では、真っ暗になったら遭難しかねない

・とりあえずCP9だけはクリアしたかったので、先に進むが、なんとしばらく一本道だったのに行き止まりになる(ウソやん!?)

・かなり疲れもあり、あとどれくらい行けばいいのか、どの方向に行けばいいのかも分からず、ここで断念して明るいうちに引き返すことにする

・おしっこしよ、と思って道の脇で構えて下を向いた瞬間、、、ヒルーーー!!

・ヒルに血を吸われてたので、慌てて取り払い、その間におしっこが引っ込んでしまった(ジーコ談)

・来た道を戻る

・分岐には目印を置いたり、写真撮って覚えておくようにしたので迷わずCP8まで到着

・ココからチャリでひたすら下り

・急斜面かつ所々、かなり滑る

・滑りそうで怖いなぁ、ゆっくり行こう~と思っていたら、ガシャーン!!

・ぼっちが転倒!

・かなりハデに転んでヘルメットも道路脇に飛んでいった

・大丈夫かーと、声をかけるも、あまり大丈夫そうじゃない

・意識はあるから命に別状はなさそうだが、骨が折れているかどうかも分からない

・とりあえず大会側にケータイで連絡

・その後、ぼっちの様子を見て、救急車を呼ぶ

・場所の説明が難しい(事故現場はグーグルマップの画面ショット参照(写真))

(あとから負傷中のぼっちの写真を撮らなかったのが悔やまれるが・・・その時はそれどころではなかった)

・夕方遅くなってきてだいぶ気温が下がってきていたので、まさか使うと思ってなかった「サバイバルブランケット」が救急車到着までの間、すごい役に立った(必須持ち物に入ってるけど、最初どんな物か分からなかった → ペラペラのアルミホイルみたいな素材だけど、熱を逃がさないらしい)

・待っている間に通りがかったチームの一人が、現役の消防隊員らしく、ぼっちの状態を診てくれた(あ、こういう人たちが参加してるのね・・・汗)

・30分後くらいに関係車両が先に到着し、その後すぐに救急車も到着

・ぼっちが担架で運ばれ、たかまさが同乗して病院に向かった

・あきおさんとジーコは大会関係車両(ハイエース)にチャリ4台と共に乗せてもらい、ゴール地点(=スタート地点)まで送ってくれた

・外を見ていると、すでに真っ暗になってしばらく経つのに、まだレース中の人たちがいる(え、何時になってもいいの?)

・途中ジーコはトイレに行きた過ぎて膀胱破裂するかと思った(ヒルのせいでさっきおしっこしてなかった)が、到着後トイレに急行してなんとかセーフ

・2人で急いで宿に戻る

・手短にシャワーを浴びて、用意されていた夕食を食べる

・宿のおばちゃんにお願いしたら、お弁当用の入れ物を出してくれ、2人分の夕食を詰めて持って行けるようにしてくれた

・ぼっちの荷物を全部持って、いざ病院へ!

・って、場所を確認するとメチャメチャ遠い(そうだよな、ここ、山だもんな・・・)

・あきおさんのクルマにジーコも乗り込み、1時間ほどドライブしてようやく到着

・ぼっちの検査と応急処置がほぼ終わっていて、思ったより元気そうだったので一安心

・ぼっちの背中にもヒルがくっついていたそうな(驚)

・近くのスーパー銭湯に行き、たかまさとぼっちはシャワーを浴びる

・その間、あきおさん&ジーコはアイス食べながら語り合い

・近くのミニストップに行き、たかまさとぼっちは宿から持ってきた夕食の弁当を食べる

・同じ店でお菓子とお酒を適当に買い込んで、また1時間かけて宿に到着

・時間はもう0時を過ぎていたが、とりあえず軽く酒盛り

・2時頃に解散して長い長い一日が終わった

 

【翌日】

・寝不足だったが、朝食の時間にみんな起きて食べる

・その後、ゆっくり準備したり、二度寝したり、ゴロゴロしたり、、11時頃に宿出発

・宿のおばちゃんに川根茶をもらう

・前日病院まで行った道をまたひたすら下る

・ぼっちとジーコはオープンカーをフルオープンで爽快ドライブ

・12時過ぎに静岡で有名なハンバーグチェーンのさわやかで昼メシ

・その後、駿河湾沼津サービスエリアでお土産買ったり、ソフトクリーム食べたりして、解散!

 

【後日】

・ぼっちが再度病院で診てもらった結果、頬骨が三箇所骨折していることが分かった

・ぼっち、大丈夫ーー?(・◇・)/

 

【結果】
・大会結果はこちら(「リザルト」参照)

http://www.a-extremo.com/results/extreme/5924/

・最下位かと思いきや、チェリーボーイズには勝っていた!

(チェリーボーイズ)

 

以上

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